2010年6月1日火曜日

奴があらわれた

なぜだか夜中の3時半に目が覚めた。
何気にほっぺたに手をやるとぷくっと腫れていた。
「奴だ!!」と思いつつも、眠さのあまり、うとうととする。

すると今度はあきらかに耳元で「プーン」とあの羽音。
手の甲がなんとなく痒くなってきた。

「ちきしょう」と心の中でさけびつつ家じゅうの電気をつけ臨戦態勢に入った。
ソファーに座り、敵が姿を現すのを待った。

10分、20分....動かず待つが、いっこうに姿が見えない。ふつうならチラっとくらい見えるはずなのに。手の甲もいつの間にかすっかり腫れあがっていた。今年の奴らは成長したのか?去年までの防衛策ではもはや対応できなくなっているのかもしれない。

30分たっても変化がないので、この部屋からの撤退を決めた。
毛布と枕を手に持って、
別の部屋へ......

今度は返り討ちにしてくれる。
夏の陣は始まったばかりだ......

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